味
味玉さん (8690o8ia)2021/12/27 21:27 (No.9075)削除【名前】Qinn・Morgan(クイン・モルガン)
【性別】女性/男装
【年齢/学年/ランク】19歳/4年/アテナ
【容姿】野生の狼を思わせるような金色の瞳に、深い海と同じ色の髪を持つ。鎧を身につけやすいようにか、ぴっちりとした服を好み、それらの色は黒で統一されている。寒い時にはロング丈のチェスターコートを羽織る。
涙ボクロは彼女のチャームポイントと言っても過言では無いのだろうが、それに触れられることを酷く気にしている。
胸は潰しており、身長が170cmであること、声が中性的であることから彼女の性別については時折議論がなされる。(容姿イメージ画像有)
【性格】大人しく、寡黙であり、感情の起伏が感じられないと称されることも。
彼女もそれを自覚しており、それでいて自身が感じる些細な感情をどこか他人のように受け止めている。
どんな人間であっても、非常に紳士的な態度で接するがその実何に対しても一定以上の関心を持つことが出来ずにいる。
笑いもするし悲しみもするが、どこか人形的で違和感や不気味さを覚える者も少なくはない。
唯一心が踊るとすれば、魔物との実践演習だろうか...。
【主属性/副属性】土属性/無属性
副属性に関しては4年生以前は闇属性である。
【固有魔法】輝かしき彫刻(グランツ・ディアマンテ)
彼女の魔法は宝石、原石、道端の石...石を思う形に変形させる。
同時に変形させることが出来るのは2つ〜3つ、変形させる宝石のモース硬度により変動する。
変形させた宝石は動くもの、として変形させた場合は勝手に動くようになる。例えば、手紙を送る鳩を模したり、移動手段としての馬を模したりすれば命を吹き込まれたように動き出すだろう。逆に、剣や盾などとして変形させた場合、勝手に動くことは無く自分で手に持ち扱うこととなる。
変形した宝石は、宝石の性質、変形の元となった物、生物の特徴が顕著に現れる。
モース硬度7までの石は変形の効果が永続するが、戦闘用として使おうと思うと使い捨ての盾や飛び道具にししかならない。その為、永続するする効果を利用しオブジェとして販売したり、伝書鳩や馬として変形させることが多い。
宝石や原石である場合、変形後は使用した石に応じた輝きを放つため派手なだけの魔法と言われることもあるが彼女のランクを考えれば決して派手さが取り柄の魔法でないことが理解出来るだろう。
宝石を扱う魔法の為、常に小さな宝石袋を2種類携帯している。黒の宝石袋にはモース硬度7以下の宝石が多く詰め込まれており、青い宝石袋はモース硬度8以上の宝石を詰め込んでいるが、硬度9、10の宝石は片手で数える程度しか入っていない。
【武器】基本的には魔法依存。
保険として邪魔にならない細剣を腰に携えるが、父からの贈り物らしく持ち手付近に華美な装飾がされている。
【備考】数多くの優秀な騎士を排出した侯爵家、モルガン家の娘。
娘と言っても彼女は養子であり、赤い髪を持つ当主や兄達と比べると違いは一目瞭然である。
引き取られる前、彼女は火災によりその一切合切を失い路上を彷徨い続けていた。最初こそ彼女に暴行を働くもの、気にかけるものなどが存在したが、日に日に鋭さを増す狼のような瞳となった彼女の周りには誰も近寄ることは無くなった。
ある日、いつものように生きる為に様々な場所で食料を探していたところ騎士として視察に来ていたモルガン家の次期当主と出会う...これが彼女の人生のターニングポイントだった。
陽の光を受け輝く鎧と、業火を思わせる髪を持つ相手に最初こそ怯え、敵意を向けたが騎士はそんなことお構い無しに彼女を抱擁した。
今まで、手を差し伸べてくれる人こそ存在したが彼女にとってこの様に抱擁をしてくれる人物など初めての事であった。騎士からは汗の匂いとあたたかな陽の香りがしたという。
その後彼女は騎士に手を引かれ、モルガン家の養子となった。自身を救ってくれた兄達と家族として受け入れてくれた父と母の為彼女は騎士を目指すこととした。
彼女は運が良かった、数多くの騎士を排出したモルガン家。彼女は着実に騎士として強くなっていた。だが、女性だからと手心を加えられることも多くこの頃から男性の姿を真似し始めた。
15歳になり、アスピラシオンへと入学すると固有魔法との付き合い方を覚え、めきめきとランクを上げていったのだった。
武器こそ魔法に依存気味だが、その扱いは魔法依存ではない。物が良くても扱う者が悪ければ武器はなまくらとなってしまう。
良い武器を腐らせない、彼女の剣術の才能は確かなものであり、魔法が扱えない空間でも十分に戦えるだろう。
【sv】
「僕はクイン・モルガン。君の呼びやすいように呼んでくれて構わないよ。」
「華やかな場所は性にあわないんだ。...昔からよくパーティは兄達に代わってもらっていたよ。」
「僕の魔法は美しいとよく皆が口にする。だが、美しさだけでこの地位まで上り詰めたわけじゃない...。」
「国に害なす獣は一匹残らず駆除すべきだ。それが例え人間であっても、例外は無い。」
Picrewよりzumi様作成【長髪のおにいさん】使用。